宿木帖…40年ぶりの宇治[2]
近鉄とJR、奈良京都間のふたつの路線の連絡は無きに等しい。かなりの距離を隔てて並走する二本の鉄路は宇治の南で一か所、伏見区に入って一か所、交差はしないまでも非常に近接するのに、乗換駅はない。もっとも近いのが近鉄大久保とJR新田。それでも400mほど離れているし、近鉄の駅には、JRこちら、な表示はない。キアズマのような乗換駅を作るのはさほど難しいとは思えないのに…沿線開発が進んだ今ではもう無理か。
長い単線区間を走ってきて新田駅に入線する205系。横浜ではずいぶんお世話になった車両だけど西日本ではあまり見ない。もしかするといまや奈良線だけになったかも。宇治まではいくらもないが、近鉄京都線とはすっかり離れてしまう。JR宇治駅、鳳凰堂をモチーフにしている、とは聞くが左右対称感と屋根状の反りがそれなのだろうか。およそ、ピンとこない…駅前には例の巨大な茶壷があり、なんだか「生命の起源」というプラカードを抱えた数人の姿が。ちょっと気になったけれど、まあ生物学のはなしではあるまい、と先を急ぐ。
宇治川は、盛大に工事中である。橘橋の向こう、橘島はまるきりの工事現場、橋の下に川が流れているだけでよしとすべきなのだろう。朝霧橋をどうするつもりなのか知らないがなんだか厳重にネットでくるまれている。
関電宇治発電所ははるか奥で、近づくことさえできない。これも、文化財的な建物だから見学会とかあるのかもしれない。逆調整池の水位は低い。放水路が道路をくぐる真上辺りから。
天ケ瀬橋、長くもなし、高さ感もスリルもないけれど、美しい吊り橋。右岸から。
明るい左岸から。帰路、左岸上流側から。
帰路、望遠多用。この姿はなんだかヘビケラとかアノマロカリスとかいった長い多節の生き物を思い出させる。
新装なった白虹橋。これはすごい…大きくも長くも高くもないけれど、こんな橋があるのか…一瞬、息が止まる。
吊床版工法を用いたPC複合トラス橋、というらしい。たしかにアーチ橋以上に工法と構造が切っても切れない感じがする。出来上がりはたしかにPC複合トラス橋、なのだろう。吊床が支保工を兼ねているのだろうか。ワイヤーは何本くらい張っているのかな…力学的にはローゼ橋をひっくり返したような感じ?ん…なんという大雑把な理解…
大きすぎる衝撃を受けた後は、それなりのバランスをとりたい。喜撰橋、塔の島、その向こうに大吉山。
何度かけ変わったのか知らないけど三古橋の一つ、宇治橋。やはり宇治のシンボルの一つではある。
京阪宇治駅前。小さな駅だけど、駅舎とホームの間はかなり離れている。それというのも、そのあいだをJR京都線が通り抜けているから…なんて駅だ。京阪電車はJRを越えてこちら側へは来ない、いや、昔は来ていたらしいが。
長い単線区間を走ってきて新田駅に入線する205系。横浜ではずいぶんお世話になった車両だけど西日本ではあまり見ない。もしかするといまや奈良線だけになったかも。宇治まではいくらもないが、近鉄京都線とはすっかり離れてしまう。JR宇治駅、鳳凰堂をモチーフにしている、とは聞くが左右対称感と屋根状の反りがそれなのだろうか。およそ、ピンとこない…駅前には例の巨大な茶壷があり、なんだか「生命の起源」というプラカードを抱えた数人の姿が。ちょっと気になったけれど、まあ生物学のはなしではあるまい、と先を急ぐ。
宇治川は、盛大に工事中である。橘橋の向こう、橘島はまるきりの工事現場、橋の下に川が流れているだけでよしとすべきなのだろう。朝霧橋をどうするつもりなのか知らないがなんだか厳重にネットでくるまれている。
関電宇治発電所ははるか奥で、近づくことさえできない。これも、文化財的な建物だから見学会とかあるのかもしれない。逆調整池の水位は低い。放水路が道路をくぐる真上辺りから。
天ケ瀬橋、長くもなし、高さ感もスリルもないけれど、美しい吊り橋。右岸から。
明るい左岸から。帰路、左岸上流側から。
帰路、望遠多用。この姿はなんだかヘビケラとかアノマロカリスとかいった長い多節の生き物を思い出させる。
新装なった白虹橋。これはすごい…大きくも長くも高くもないけれど、こんな橋があるのか…一瞬、息が止まる。
吊床版工法を用いたPC複合トラス橋、というらしい。たしかにアーチ橋以上に工法と構造が切っても切れない感じがする。出来上がりはたしかにPC複合トラス橋、なのだろう。吊床が支保工を兼ねているのだろうか。ワイヤーは何本くらい張っているのかな…力学的にはローゼ橋をひっくり返したような感じ?ん…なんという大雑把な理解…
何度かけ変わったのか知らないけど三古橋の一つ、宇治橋。やはり宇治のシンボルの一つではある。
京阪宇治駅前。小さな駅だけど、駅舎とホームの間はかなり離れている。それというのも、そのあいだをJR京都線が通り抜けているから…なんて駅だ。京阪電車はJRを越えてこちら側へは来ない、いや、昔は来ていたらしいが。
by hackberry-ex
| 2019-02-03 03:40
| 構造物